健康な暮らしをサポートし肥満や生活習慣病を招く食生活の改善などについて多く記載しています。
「蟹工船」を読んでみたここ最近、小林多喜二の名作「蟹工船」が多くの人たちに読まれているという話題を耳にします。
どうやら、話の中身が今の日本社会におかれている状況によく似ていることが大きな要因になっているそうです。
そんなわけで、私もその波に乗っかって「蟹工船」を読んでみました。
蟹工船・党生活者 (角川文庫 こ 32-1)作者: 小林 多喜二出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/08/25メディア: 文庫
蟹工船 (まんがで読破)作者: 小林 多喜二出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2007/10メディア: 文庫
「角川文庫」版の裏表紙にはこんな一文が書かれています。
オホーツクのソ連領海を侵して蟹を捕り、缶詰に加工する蟹工船では、貧困層出身の人々が奴隷のような労働を強いられている。
船には海軍の軍艦が寄りあい、この搾取(さくしゅ)が「国策」により行われていることを示していた…。
確かに今の世の中を見渡すと、「ワーキングプア」と呼ばれる人たちが多くなってきています。
そうした人がこの小説を読み、自分が置かれている状況とよく似ていることに、共感が集まっているのかもしれません。
私自身もこれを読んで、その人たちと同じような気持ちになりました。
登場人物の多くが、過剰労働や悪徳周旋屋にだまされた人々で、船の中での労働環境は、ものすごい苛酷なものだったようです。
そうした状況下で、労働者達が一致団結してストを起こし、労働環境を改善させる…というものです。
この小説を読んで思ったことは、「人間らしく働く」ことの意義を感じました。
最近、労働者をモノ扱いする企業や派遣会社が多く見受けられ、権利をないがしろにしている話が後を絶ちません。
そんな世の中を変えたいと思った人々がこの「蟹工船」を読み、一縷の光を見出そうとしているのではないか…私はそう思いました。
http://naitou-sou.blog.so-net.ne.jp/2008-10-23